Digital Center/20bit D/A converter particulars..

- preliminary　　　

　　　　

　Specification -report '98 Audio Event Panflet　

　　●　各ユニットの機能、動作説明 (Proto Type)

　　

　　●　FPGA Unit-1 (データ処理部）
　　●　DAIR/DAIT ディジタル入出力部
　　●　SM5842 ×8fsディジタル・フィルタ
　　●　20bit ＤＡＣ (PCM1702*2)
　　●　H-8 Unit 16→20bit補間演算部
　　●　FPGA Unit-2 16→20bit補間演算部
　　●　disply &User Interface controlr
　　●　32*7 Dot-Matrix disply
　　●　ロータリーエンコーダ入力

● 　FPGA Unit-1 (データ処理部）

　ディジタル入力部からのディジタル・オーディオデータ（この段階でBCK,L/R,DATAのシリアル3本)はここに入力されます。このユニットで、
・ディジタル・アッテネート/ダイナミック・レンジ・エキスパンド/オート・レベル・コントロール等の処理を行います。
　これら処理を使用しない場合、このユニットを通さない、「スルー(dac only)」モードも用意されています。出力は入力と同じシリアル３本で、次の「16→20bit補間演算ユニット」へ接続されます。

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● 　DAIR/DAIT ディジタル入出力部

　ディジタル・オーディオ・インターフェース入力＆出力ユニットです。試作版のこのユニットでは、入力DAIR:(TC9245) 出力DAIT:(CXD23033)を使用しています。(そのうちCSの石を使うつもり）7セグなどは試作機のなごりで、意味はありません(笑）
　光１系統／同軸２系統の入力の切り替えは、TC9245内蔵のセレクターで、コントロール部からの制御で行います。

● 　SM5842 ×8fsディジタル・フィルタ

「16→20bit補間」された20bit、オーディオデータを受ける、ディジタル・フィルタです。　実は製作期日（発表会まで）の問題で、あくまで暫定的に使用しています。この「終段」で、オーバーサンプリング・フィルターを使うことについては大いに検討余地あり、でして。いずれはオリジナルを・・と思っていますが、出来るかどうか・・。　フィルタ・タイプはTYPE-Ⅰを設定しています。

● 　20bit ＤＡＣ (PCM1702*2)

バーブラウンのサイン・マグニチュード方式 PCM1702をＬ／Ｒ独立で2個、20bit、×8fsで回しています。電流出力はオペアンプによりI/V、3rdアナログフィルタリングされて、最終的なアナログ・アウトになります。（この部分も改良しなくては・・）

● 　H-8 Unit 16→20bit補間演算部

　DENON αlpha Processing `風`の16bit→20bitレガートリンク（データ補間）を行う、演算部で、隣のFPGAとセットです。　動作の仕組みは後ほど詳しく書きますが、FPGAでデータ入出力、ビット付加の制御を行い、Ｈ８で補間部の検出、演算、付加データの導出を行います。　H3048・ユニットはご覧の通り、AKI-H8ボードでして(笑）秋月で購入しました。16MHzではパワー不足で、`おまけ`でついてたx-Tal 約20MHzにclock-UPしてます。

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● 　FPGA Unit-2 16→20bit補間演算部

　DENON αlpha Processing `風`の16bit→20bitレガートリンク（データ補間）を行う、演算部で、隣のH-8ユニットとセットです。　動作の仕組みは後ほど詳しく書きますが、FPGAでデータ入出力、ビット付加の制御を行い、Ｈ８で補間部の検出、演算、付加データの導出を行います。　付加データはテーブルで制御、それぞれのパターンの（階段状）付加データは、ＦＰＧＡコンフィグレーション・データも格納されているFlash-Romに用意され、必要に応じて呼び出されて、使用されます。

16→20bitデータ補間の説明へ

● 　disply &User Interface controlr

ドット・マトリックス・ＬＥＤディスプレイの制御と、ユーザ・インターフェース、このD/Aコンバータ全体の設定を制御するユニットです。ＬＥＤ制御部と、コントロール部の２つから構成され、それぞれPICマイクロ・コントローラがコアになっています。　　ロータリー・エンコーダと２つのｓｗからの入力を検出して、アッテネートレベル、入力の切り替え、動作モード切り替え等、システム各部に設定・制御信号を送るコントロール部はマイコン制御ならではの、充実したユーザ・インターフェースを提供します。ＬＥＤディスプレイ部は、コントロール部から受けた「表示内容コード」を受け、３２×７のドット・フィールドに文字・数字を描画します。

● 　32*7 Dot-Matrix disply

千石で売っていた1個100円の７＊５ドット・高輝度マトリックスLEDを７こ並べた、ディスプレイです(笑）「かっこいいルックスを！」との想いで付けました。計画当初から決まっていた、という話もあります(笑）なかなかかっこよく、気に入っています。　この角穴を含め、全体のシャーシ加工には、`utty`さんに多大なる協力をいただきました。この場を借りてお礼を。utty、あなたは凄い！（笑）

● 　ロータリーエンコーダ入力

これも、「かっこいいルックス」計画の１つでして(笑）　例えば「ボリウム１つ」にしても、プッシュスイッチをぽちぽちと押していくのはなんとも面倒で、あまりかっこよくなさそうです。（でもすべての設定が出来るたくさんのｓｗパネルとかにすれば、それはそれでとてもかっこいいかも・・）ＰＩＣで制御すれば、簡単に扱える、ということもあって、というか、実験の頃からユーザ・インターフェースはＰＩＣだったので、もうちょっとがんばって、ロータリー・エンコーダを付けよう、ということになりました。マイコン・ソフト制御での、充実した、快適なユーザ・インターフェースを提供します。