Specification -report '98 Audio Event Panflet 
- preliminary   






Role
企画・制作
  M-Tech design Inc.
  Mamecyo-DENNKI studio
  E.Minai

製作スタジオ
  memic-studio
      #at Taketoyo
  Mamecyo-Dennki
    KOHENZI studio.
    KASUGA b stuio.
  DENKEN,

技術・デザイン協力
  studioKURITA AG.
  K.Kurita
  utty (Yamahann)

参考文献
  MAX2plus+ manual(ALTERA)

  パソコンによるプログラマブル・ロジックの設計,CQ出版
  定本 ASICのシステム設計:小林 芳直,CQ出版
  トランジスタ技術
     93年8・9月号
     95年11月号
  H-3048 Technical/Program Ref(HITACHI)
  EPF8452/EPF8282 Data sheet(ALTERA)
  CXD23033 Data sheet(SONY)
  CS8411/12 Product Datasheet
    (Crystal Semi./Cirrus Logic)
  TC9245 Data sheet(TOSHIBA)
  PD0052 Data sheet(PIONEER VIDEO)
  PCM1702 Data sheet(B.B)
  SM5842/3Ap Data sheet(NSC)
  PIC16f84 Technical sheet
    (Microchip Technorogy)
  

  Information:
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This page is preliminary. Copyright (C) 1997-1999 M-Tech design Inc.
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 この記事・ページへのご意見、また技術的なご質問等はMamecyo-DENNKI studioまでお問い合わせ下さい。













CHUO-University
   electronic designers
 Audio Design Dept.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


   はじめに


 私の所属する「電気工学研究部」では、無線・オーディオ・マイコン等を中心に、幅広い'エレクトロニクス'の'設計・製作'が行われています。これからご紹介する'ディジタル・センター/20bit D/Aコンバータ'に用いる、FPGA・CPUユニットというハードウェア、HDL記述・信号処理といったソフトウェアのノウハウは、私が主に'マイコン・ハードウェア班'として活動してきたなかで学んできたものです。この経験、技術を、今回は'オーディオ'でのアプリケーションとして活用する、オーディオ・コンポーネントの制作を目指す、にあたって、今度は、'悪友'でもある'栗原氏'をはじめ、新旧オーディオ班の皆さんからの、'オーディオ班のノウハウ'に、大きく助けられ、またたくさんのことを教わりました。はじめに、これら皆さんに、そしてこの場、この機会を与えてくれた、'電研'というサークルに、心からの謝意を寄せたいと思います。




 ディジタル・アンプ・システムとしての布石


 FPGAという、ソフトで設計できる大規模ハードウェアでの処理、という発想が最初でした。DAIT(Digital Audio Interface Transmitter)のデザインを初めた頃から、ディジタル情報での、理論的には、音質劣化のないシステムでの'音'のコントロールを考えて、現在では'前段でディジタル処理→D/A'という、いわば'ディジタル・プリアンプ'というコンセプトに至ります。 D/Aコンバータでの構成は当初案でしたが、個人的には10月のインターナショナル・オーディオショーで初聴した、「TacT Audio 'Millennium'」に大きなインパクトを受けます。Millenniumはクラスでいえば'D級'にあたり、一言でいうならonとoffのスイッチングでスピーカーを直接駆動(ここでD/A)するアンプ、なのですが、この'Dクラス'を含め、D/Aコンバータの実験を含めた、将来的な'ディジタル・アンプ'を見据えた構成、というのが、この作品のルート・コンセプトになっています。


 構成・特徴


 構成に関しては、全体ブロック図をAに示します。この図の処理・経路はディジタル回路(FPGA)、CPUシステム(H-8:AKI-H8)、各種LSIで構成・演算され、ディジタルフィルタSM5842(NPC)−PCM1702p(B.B)×2の20bit・8fsのD/A、3rdアクティブ・フィルタを経てライン・レベルでアナログ出力されます。詳しい回路図・処理の説明等は当部パンフレット・またM-Tech design Inc.ホームページを参照して下さい。


ディジタル処理・演算部でおこなうプロセスは、


   ×8シリアルデータ受信(NDLS:Non-Delayed data Lock System)
   (8-12bit/1024)段階 ディジタル・アッテネーション
   ダイナミックレンジ・エキスパンド(/コンプレッション)
   DENON αlpha Processing '風'の16bit→20bitレガートリンク(データ補間)
   ディジタル オート・レベル・コントローラ
   DAI出力(Digital Audio Interface Transmitter)


 となります。各プロセスとも、理論的な設計・個々の動作確認はしたのですが、全体として動作するかどうか・・、現在鋭意調整中です。(汗)


 ユーザ・インターフェース


 7×32ドットによる、LEDドット・マトリクス・ディスプレイで各部のコントロール・ディスプレイを行います。設定のエントリーは、ロータリー・エンコーダ/push SW による入力。PICマイクロ・コントローラによる充実したユーザ・インタフェースを提供します。


 フル・バッテリーによる電源部


 電源回路の製作を考えるとき、おそらく誰しもが思い付く、とても手軽でパフォーマンスの良い方法に、バッテリ駆動がある・・と思います。今回本当に実践してしまいました。(笑)Ni-MH 1500mAのパワーで各ユニットを駆動します。学発には間に合いませんが、完成Ver.では急速充・放電ユニット(90分)を内蔵・制御して実用に向けたいと思っています。アナログ系電源(±5/±12V)はすべてこのバッテリー駆動です。個人的には、実に効果的でなかなか満足です。。


仕様
  入力 :DAIフォーマット (コアキシァル/トスリンク)16bit
  出力 :アナログ ラインレベル出力
  	 DAIフォーマット 加工ディジタル・データ出力(20/16bit)
  	 
  DAIR	     :TD9245(TOSHIBA) / CS8412(Crystal semi./Cirrus Logic) 16bit
  DAIT	     :CXD23033(SONY) / on ALTERA FLEX device(Original design)
  
  D/Aコンバータ:20bit 8fs L/R分離 オーバー・サンプリング
    		       PCM1702(B.B) L/R ×1
    		       SM5842(NSC) 8fs Digital Filter
 
 ディジタル処理段:ALTERA FLEX device (EPF8452ALC-4 ×2) FPGA
 		     :H-3048 processer(HITACHI/AKI-H8) MPU Unit
  
表示/ユーザI/F :PIC16f84(MICROCHIP Technology) ×2
  		     :7×32Dot LED Mat-rix Disply

	電源      :±5V、±12V Ni-MH バッテリー (アナログ部)
		 :7805×3 DCアダプター入力(ディジタル部)
  
ディジタル処理機能    :16→20bit データ・レガートリンク
		  :Non-Delayed data Lock System (ジッターフリー)
	 	  :ディジタル・アッテネート(最大256段階)
  		  :ダイナミック・レンジ・エキスパンド(6type)
 	 	  :ディジタル・オート・レベルコントローラ(option)
 	 	  :DAIT(Digital Audio Interface Transmitter)
 


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   学術研究発表会 オーディオイベント・パンフレット - 12/18/1998 at Memic-studio.