Specification -report '98 Audio Event Panflet
- preliminary
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はじめに 私の所属する「電気工学研究部」では、無線・オーディオ・マイコン等を中心に、幅広い'エレクトロニクス'の'設計・製作'が行われています。これからご紹介する'ディジタル・センター/20bit D/Aコンバータ'に用いる、FPGA・CPUユニットというハードウェア、HDL記述・信号処理といったソフトウェアのノウハウは、私が主に'マイコン・ハードウェア班'として活動してきたなかで学んできたものです。この経験、技術を、今回は'オーディオ'でのアプリケーションとして活用する、オーディオ・コンポーネントの制作を目指す、にあたって、今度は、'悪友'でもある'栗原氏'をはじめ、新旧オーディオ班の皆さんからの、'オーディオ班のノウハウ'に、大きく助けられ、またたくさんのことを教わりました。はじめに、これら皆さんに、そしてこの場、この機会を与えてくれた、'電研'というサークルに、心からの謝意を寄せたいと思います。 ディジタル・アンプ・システムとしての布石 FPGAという、ソフトで設計できる大規模ハードウェアでの処理、という発想が最初でした。DAIT(Digital Audio Interface Transmitter)のデザインを初めた頃から、ディジタル情報での、理論的には、音質劣化のないシステムでの'音'のコントロールを考えて、現在では'前段でディジタル処理→D/A'という、いわば'ディジタル・プリアンプ'というコンセプトに至ります。 D/Aコンバータでの構成は当初案でしたが、個人的には10月のインターナショナル・オーディオショーで初聴した、「TacT Audio 'Millennium'」に大きなインパクトを受けます。Millenniumはクラスでいえば'D級'にあたり、一言でいうならonとoffのスイッチングでスピーカーを直接駆動(ここでD/A)するアンプ、なのですが、この'Dクラス'を含め、D/Aコンバータの実験を含めた、将来的な'ディジタル・アンプ'を見据えた構成、というのが、この作品のルート・コンセプトになっています。 構成・特徴 構成に関しては、全体ブロック図をAに示します。この図の処理・経路はディジタル回路(FPGA)、CPUシステム(H-8:AKI-H8)、各種LSIで構成・演算され、ディジタルフィルタSM5842(NPC)−PCM1702p(B.B)×2の20bit・8fsのD/A、3rdアクティブ・フィルタを経てライン・レベルでアナログ出力されます。詳しい回路図・処理の説明等は当部パンフレット・またM-Tech design Inc.ホームページを参照して下さい。 ディジタル処理・演算部でおこなうプロセスは、 ×8シリアルデータ受信(NDLS:Non-Delayed data Lock System) (8-12bit/1024)段階 ディジタル・アッテネーション ダイナミックレンジ・エキスパンド(/コンプレッション) DENON αlpha Processing '風'の16bit→20bitレガートリンク(データ補間) ディジタル オート・レベル・コントローラ DAI出力(Digital Audio Interface Transmitter) となります。各プロセスとも、理論的な設計・個々の動作確認はしたのですが、全体として動作するかどうか・・、現在鋭意調整中です。(汗) ユーザ・インターフェース 7×32ドットによる、LEDドット・マトリクス・ディスプレイで各部のコントロール・ディスプレイを行います。設定のエントリーは、ロータリー・エンコーダ/push SW による入力。PICマイクロ・コントローラによる充実したユーザ・インタフェースを提供します。 フル・バッテリーによる電源部 電源回路の製作を考えるとき、おそらく誰しもが思い付く、とても手軽でパフォーマンスの良い方法に、バッテリ駆動がある・・と思います。今回本当に実践してしまいました。(笑)Ni-MH 1500mAのパワーで各ユニットを駆動します。学発には間に合いませんが、完成Ver.では急速充・放電ユニット(90分)を内蔵・制御して実用に向けたいと思っています。アナログ系電源(±5/±12V)はすべてこのバッテリー駆動です。個人的には、実に効果的でなかなか満足です。。 仕様 入力 :DAIフォーマット (コアキシァル/トスリンク)16bit 出力 :アナログ ラインレベル出力 DAIフォーマット 加工ディジタル・データ出力(20/16bit) DAIR :TD9245(TOSHIBA) / CS8412(Crystal semi./Cirrus Logic) 16bit DAIT :CXD23033(SONY) / on ALTERA FLEX device(Original design) D/Aコンバータ:20bit 8fs L/R分離 オーバー・サンプリング PCM1702(B.B) L/R ×1 SM5842(NSC) 8fs Digital Filter ディジタル処理段:ALTERA FLEX device (EPF8452ALC-4 ×2) FPGA :H-3048 processer(HITACHI/AKI-H8) MPU Unit 表示/ユーザI/F :PIC16f84(MICROCHIP Technology) ×2 :7×32Dot LED Mat-rix Disply 電源 :±5V、±12V Ni-MH バッテリー (アナログ部) :7805×3 DCアダプター入力(ディジタル部) ディジタル処理機能 :16→20bit データ・レガートリンク :Non-Delayed data Lock System (ジッターフリー) :ディジタル・アッテネート(最大256段階) :ダイナミック・レンジ・エキスパンド(6type) :ディジタル・オート・レベルコントローラ(option) :DAIT(Digital Audio Interface Transmitter) |
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