|
next page.. | | |
|
32key + LED pad remaking
100円ジャンクのIBMキーパッドでもぐらたたきゲーム?の製作
|
M-Tech design Type TE-27 (Generic Type 6AR6-6098)
APPLICATION NOTES writen 99/09/07 at Mamecho-Dennki KASUGA b studio.
外見から これは何?と思わせるのがこの製作のすべてではないかと・・(笑)
どうやらWS仕様らしきインターフェース・「CAD何とか」って書いてあるからきっとCADの入力パッドと想像できます。IBMのロゴがなんともかっこいいキー・コンソール・・
実は先日のハムフェアでgetしたものです。これと他に磁気検出っぽいポインティングと、何だか判らないけどダイアルだけが4×2個ついている何に使うか全く不明の・・IBMコンソール合わせて3つを200円!で購入。 それぞれの中身が気になって、「とりあえず分解」目的で買ってみました。中身を見たら、そのまま自分のブースのジャンクで1個100円で・・とか話しながら(笑)
エア・キャップに包まれていて解らなかったのですが、開けてみるとなかなか感触の良いキーが並んでいます。おお、使えそう!なんてよく観てみるとLED付き!! これはがぜん面白そう!と盛り上がってきました。
キーがひかる!で思い付くのはやっぱりゲームの要素?。この並び方からかつての「ライツアウト」を思い出して・・。簡単な「パズル・ゲーム」 がデモとしてインパクトがありそう!で、まあライツアウトは面倒だけど、「もぐらたたき」とかならちょっとで出来そうかな・・と、どんどんイメージが進んでいきます。IBMのロゴ入りパッドで「もぐらたたき」・・面白いじゃないですか(笑)
・・で、中を解析
初めから、このキーを見たときから、「PICでいく」ことはもちろん決まっていました(笑)。もとよりそのまま使う気は無し、謎のインターフェースも放棄して、独自のチップを埋め込みます。パズル・ゲームならスタンドアローン、入出力インターフェースとしてもすごく使えそうなので、2本余らせてI2C位付けてみようか・・そんな感じで考えます。
しばらく実家に帰る途中・・仕様をそれとなく決めていきます。コアは16f84、LED/キーは8×4*2のマトリックス、3B→8のデコーダを使ってpinの節約・・残り2本でbeepか外部I/O、という具合です。
こっちに戻ってきて早速いそいそと分解。80系のプロセッサ、RS-232ドライバ位か・・と思っていたら結構ICの数が多くて、よく観てみるとLS373が4個乗っています。パターンを追ってみると・・この(DFF*8)*4個で・・なるほどLEDのドライブをしている様子。・・ということは、当初予定のダイナミック点灯ではなく、スタティックで駆動しているようです。パターンの引き回しから、キーとLEDの位置関係はバラバラな様子ですが、せっかく付いていることだし、これもそのまま使うことにしました。これで配線量が結構減り、ソフトの負担も少し軽くなります。後で裏ブタを閉めるとき、「DC5V MAX500mA」と定格の刻印に気が付きました(笑)
performed M-Tech design Inc.
M-Tech electronic laboratory. 1989-1999
|